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eワラントとは?ハイリスク・ハイリターンで投資する

eワラントとは?ハイリスク・ハイリターンで投資する

eワラントは少額で投資ができ、100倍以上などハイリターンも可能な人気のある方法です。
ではeワラントとはそもそもどういう投資方法でしょうか?
特徴やリスクなどなど、今すぐ始めるための情報を紹介していきたいと思います。

 

eワラントとは?

eワラントとは、eワラント証券が発行しているカバードワラントの一種です。
※カバードワラントは民間会社が発行するオプション取引
元々はゴールドマン・サックス証券が始めた事業で、現在はeワラント証券が引き継いでいます。

 

eワラントの特徴

 

1.いろいろな相場に少額から投資できる
国内個別株、株価指数、海外個別株、外国為替、コモディティ(金、原油など)
資金は3,000円ぐらいから始めることが可能です。

 

2.値動きが大きい
一般に株式の3倍~10倍、為替なら10~60倍になります
例えば、日経平均に3,000円投資した場合を考えてみます。
1日で5%上昇したら、3,150円となり150円の利益が通常です。
しかし、eワラントではレバレッジが掛けられるため、仮に4倍としたら20%上昇したことになります。

 

3.期限が決まっている
eワラントでは銘柄に対して、全て期限が決められています。
例えば、
・SBIホールディングス コール 237回
・日経平均 プット 1023回
のように表されて、それぞれ期限(満期日)が決まっています。
満期日を迎えると自動的に決済されてしまうため、通常は自分で利益確定や損切りを行います。
また次で説明する権利行使価格に達していない場合、期日を迎えると投資金が全て没収されます。

 

4.権利行使価格(目標値)が設定される
eワラントでは銘柄ごとに権利行使価格が決まっています。
権利行使価格が高ければ高いほど、値動きが大きくレバレッジも大きくなります。
その分、目標を達成できない確率が高くなるためリスクも高いです。

 

5.相場下落時にも利益を得る方法がある
「プット型eワラント」を使用することで、
将来価格が下がると予想して行う取引が可能です。
価格が上がると予想して行う取引は「コール型eワラント」といいます。
このコールとプットを覚えておけば、eワラントが始めやすいです。

 

6.取引時間が長い
9:00~23:50の間、取引が可能です。
会社員でも帰宅後にできるので、おすすめの取引方法です。

 

7.損失は限定されている
投資した金額を超えて損失することは100%ありません。
3000円で投資をした場合、3000円を損失する事はあっても、それを超えることはありません。
しかし、数百倍も上昇する可能性があります。

 

eワラントの種類

 

・コール型
安く買って高く売ることで利益を得るための取引方法です。
投資期間は数日~数週間になります。

 

・プット型
コール型の逆で、相場が下落すると、eワラントの価値が上昇します。
株式であれば空売りのイメージです。
レバレッジがマイナスで表記されるご注意ください。
投資期間は数日~数週間になります。

 

・ニアピン
ニアピンとは、将来の相場を予想して、それに近い権利行使価格の銘柄を購入する方法です。
相場があまり動かない状況でも、時間経過で値上がりするため狙い目です。

 

・トラッカー
レバレッジの無い、中長期的に値動きするeワラントです。
時間的価値の減少が無いのも大きな特徴です。

 

・レバレッジトラッカー
レバレッジトラッカーは、買取価格が株価指数の変動幅に連動していて
約プラス5倍、約マイナス3倍の2種類があります。
ワラントレバレッジはコール型やプット型に比べると低めですが、
投資期間は数日~2、3ヶ月になります。

 

eワラントの始め方

eワラントを始めるには、証券会社の口座を作成する必要があります。
現在対応しているのは、「SBI証券」「エボリューションジャパン証券」の2つになります。
SBI証券であれば、eワラント以外の取引も多数できるためオススメです。